2011 |
11,18 |
ご来場、閲覧誠にありがとうございます。
又、拍手を押していただいてる皆様。
本当にありがとうございます!
この間、3冊50円のおえかきちょうを購入しました。
が、これがすんごい描きづらい!
シャーペンの芯が引っかかってボキボキ折れるわ、薄すぎてすぐ穴開くわ。
もう、描きながらいぃぃってなってしまいました。
やっぱり、おえかきちょうにはクレヨンなんですかね。
今度はちゃんとしたクロッキー帳買ってこないとなぁ。
さて、そんなこんなで
今日の小話は見えちゃう系春ちゃんです。
見えちゃう系パロって大好物で
小話の癖に設定馬鹿みたいに考えちゃいましたw
機会があればもうちょっと書きたいなぁ。
ホラーではありませんが苦手な方はご注意ください。
閲覧は「つづきはこちら」からどうぞ。
↓
又、拍手を押していただいてる皆様。
本当にありがとうございます!
この間、3冊50円のおえかきちょうを購入しました。
が、これがすんごい描きづらい!
シャーペンの芯が引っかかってボキボキ折れるわ、薄すぎてすぐ穴開くわ。
もう、描きながらいぃぃってなってしまいました。
やっぱり、おえかきちょうにはクレヨンなんですかね。
今度はちゃんとしたクロッキー帳買ってこないとなぁ。
さて、そんなこんなで
今日の小話は見えちゃう系春ちゃんです。
見えちゃう系パロって大好物で
小話の癖に設定馬鹿みたいに考えちゃいましたw
機会があればもうちょっと書きたいなぁ。
ホラーではありませんが苦手な方はご注意ください。
閲覧は「つづきはこちら」からどうぞ。
↓
つい、っと春の目線が空を見る。
二三度目を瞬かせるとふわりと笑った。
「可愛い、女の子でした。」
花束とヤクルトが置かれた電柱の前から立ち上がる。
少し後ろでその様子を見ていた悠太はどこか不思議な気持ちでいた。
木枯らしの中にソレとは違う寒さが混ざっているような気がする。
少しして、春は振り返り悠太の肩をポンポンと叩く。
背筋を這うぞわぞわとした寒さがふっと消えた。
曖昧に微笑む春に又助けられたのかと悠太は思った。
ソレは小学生になる前。
春は悠太の目の前で落雷事故にあった。
奇跡的に焼けど程度で助かったものの
その日から春の世界は変わってしまった。
見えるはずのない物、
幽霊や妖が見えるようになってしまったのだ。
「いつもごめんね。」
ふるっと春は首を横に振る。
好きでしてるんだ、と微笑んだ。
春が幽霊や妖が見えるように
悠太は幽霊や妖に好かれ易い体質だった。
それも年々その体質は酷くなっているようで
高校生になった今では、ほっておけば直ぐにソレに埋もれて死んでしまうほどらしい。
見えるようになってからと言うもの、春は何かと悠太の周りに引っ付いて回るようになり
気が付けばそれらをポンポンと叩いて振り落としてくれている。
幼少の頃は風邪や怪我の耐えない悠太だったが
春が気にかけてくれるようになってからめっきりそういった事が減ったのだ。
ここまで何事もなく成長できたのも春のおかげと言って間違いはなかった。
「お守り弱ってきてるのかな。」
「そうですね、そろそろ変え時かもしれないです。」
そっと腕の数珠を見て春の目が細められた。
こういった呪具の類の効力も見えるらしい。
「明日にでも見に行きましょうか。」
「うん、ごめん、ありがとう。」
そういうと又ふるっと春は首を横に振る。
少し立ち止まると春は悠太の手を握った。
「春?」
「ボクが手を繋いでいると、悪いものがよってこなくなりますから。」
「そう、ありがとう。
…俺も、春の事助けて上げられればいいのに。」
悠太がぽつりと呟くと春はころころと笑った。
繋いだ手にぎゅっと力がこもる。
「悠太くんはボクの事、気持ち悪いって言って突き放さなかったでしょう。
気持ち悪いって、皆に虐められていたボクを助けてくれました。
だから、恩返しなんですよ。」
「別に、そんぐらい…。」
「あ、」
ふらっと、春の体がよろける。
慌てて腕を引くとよろけたまま悠太の胸に収まった。
「すみません、こけちゃいました。」
「大丈夫?」
「平気です、あ、でも少し足ひねったかな?」
ぐるぐる、足首を回し何度か足踏みをする。
ダン、ダン
「うん、平気です。ごめんなさい。」
「大丈夫ならいいよ。」
帰ろうか、と腕を引かれるまま春は歩き出した。
先ほどまで立ち止まっていた場所にふいっと目を向ける。
そこにはグチャグチャにつぶされた白い腕のようなものが地面から生えていた。
(ボクの好きな人を連れてなんて行かせないよ。)
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